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借金夜逃げ体験談インタビュー。借金で失踪した人たちのその後を追う

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夜逃げ体験談

「夜逃げ」というと、あなたはどのような光景を想像するでしょうか。

真夜中に車にありったけの荷物を詰め込む様子か、必要最低限の荷物だけを持ってふらりとどこかへ消えていく様子か。

多額の借金を抱え、取り立てに追われ、精神的な余裕を失う…。

すると全く知らない土地で別人として生きれば楽になるのでは、と考えてしまうようになります。

ですが、本当に夜逃げすることは本当にできるのでしょうか。

夜逃げしたあとの生活や、その後の人生はどのようなものになっていくのでしょうか。

今回は多額の借金を返済できず、夜逃げを経験したことのある方に独占インタビュー。

当時の生々しい状況や、借金の理由、現在に至るまでの壮絶な人生。

そのすべてを赤裸々に語って頂きましたので、詳しくご紹介していきます。

 

このページでわかること

夜逃げには様々なリスク・デメリットが伴います。

  • 借金取りから確実に逃げられるわけではないということ
  • 家族や親戚、それまで関わったすべての人に迷惑をかけるかもしれないこと
  • 恐怖や後悔による精神的苦痛は免れないこと
  • 新しい家を見つけるのが難しいこと
  • 病院に行けなくなること
  • 正社員として就職できないこと

今回インタビューに答えて頂いた方も、「メリットは借金から逃れられたこと一点」と話していて、実際にはリスクやデメリットのほうが大きいことがわかります。

詳細は本文を参考にしてください。

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独占インタビュー。夜逃げの実情とその後の人生

夜逃げインタビュー

人によって借金理由はさまざまです。

消費者金融各社からの多重債務、生活費の補填のための借り入れや、闇金の利用…。

様々な理由が混線した結果、数百万円もの負債になった…というケースが数多く見られます。

本来ならば債務整理の検討や無料相談窓口へ行くことが望ましいです。

ですが精神的に追い詰められている状況ではそれすら困難で、「夜逃げする」という選択以外できなくなってしまうことがあります。

今回のインタビューでは夜逃げをするに至るきっかけや、当時一番苦しかった出来事などをとことんお聞きしました。

 

バブルが忘れられず経営の悪化と1億もの負債

今回インタビューに応じてくれたのは、夜逃げ経験のある男性Iさんです。

 

まずは当時の状況や、されていたお仕事などを教えてください。
夜逃げしたのは今から10年以上前のことです。

妻と息子が2人、娘が1人いて、私自身は、建設設計事務所を経営していました。

どのような経営方針だったのですか?
特に目立った特徴もなく、凡庸な企業でした。

バブルを経験したこともあって、広告費や宣伝にコストをかけなくても、客が向こうからやってくる、という構えでいたのです。

あの頃の「良い材料で良いものを作って高く売る」という手法しか知らなかった。

バブル崩壊直後から不動産事業は次々に倒産していき、安くていいものが求められるようになっても、当時の私は従来の経営手法を変えようとは思いませんでした。

結果的に材料費や人件費がどんどんかさんでいき、経営は悪化していきました。

最終的な負債額はどの程度だったのでしょうか。
総額で1億円程度だったと記憶しています。

主に消費者金融各社から、もう何社から借りていたのかまでは覚えていません。

当時はお金のこと以外なにも考えられませんでした。

1億円、というと銀行からも借りていたのでしょうか。
銀行からはすでに融資を受けられなくなっていました。

息子2人の名義と、私本人の名義で借りられるだけ借りていました。

 

不渡りをきっかけに夜逃げ。最低限の着替えだけを持ち、家を捨てた

夜逃げを決意されたきっかけや、ここだというタイミングがあったのでしょうか。
数日後には不渡りを出すことになるだろう、と分かったことがきっかけでした。
不渡りということは、もう債権者へ決済ができなくなった、と。
すでに資金繰りは限界でした。

事業を継続するのは不可能でしたし、事実上の倒産の日が差し迫ってきている。

また私の商売にかかわっていなかった娘が退職した時期も重なったので、今しかないな、と。

それでは、当時の夜逃げのときのことを教えて頂けますか。
時間は、夜の10時ごろだったかと思います。

私は、当時の乗用車を親戚の家まで走らせ、しばらくは車中泊で過ごしました。

家財などは持ち出したのですか?
数日分の着替えだけ持っていきました。

あとはわずかに残ったお金くらいだったかと思います。

他のご家族はどうされたのですか?
娘は母方の親戚に保証人になってもらい、アパートを借りたそうです。

息子たちは当時付き合っていた彼女の家に同棲していました。

息子さんたちにご自分の居場所を知らせたりしましたか?
車で生活をしていましたので、大雑把な場所を伝えていました。

特定の場所に留まると捕まってしまうかもしれなかったので。

捕まる?
当時の建設業界は倒産に次ぐ倒産で、私のように夜逃げする人は少なくありませんでした。

ですから夜逃げした人間を捕まえて、酷い目に遭うという話も聞いていました。

いつどこから居場所の情報が漏れるかもわかりません。

それがとにかく恐ろしくて、夜逃げしばらくは気が気でありませんでした。

 

夜逃げ後の生活。極限の精神状況下でも、病院に行くことすらできない

夜逃げしたあと、困った出来事はありましたか?
そうですね…まずは精神面。

とても苦しい思いをしました。

捕まってしまうかもという恐怖もありましたから、余計に。

身体面としては、住所を持っていなかったので、病院に行くことができなくなりました。

ただの風邪をこじらせて、重症化させてしまったこともあります。

また職を失い正社員として働くこともできないのは、男として最大のデメリットです。

仕事ができないと生計を立てることも難しいですよね。
それまで一緒に働いてきた仲間たちに感謝を伝えることもできず、一方的に裏切って逃げてしまったことは今でも後悔しています。

また息子たちも同じ業界で仕事をすることができなくなってしまいました。

当時はとにかく、「なんとか資金繰りをしてやり過ごそう」ということしか頭になかった。

家族や仲間たちについて考える余裕が全く失われていました。

夜逃げしたあとも借金の取り立ては続いたのでしょうか。
催促の電話はずっと鳴りっぱなしでしたが、一切取りませんでした。

身分証が出せませんので機種変更もできないし、家族以外の電話は取りませんでしたね。

ご家族やご親戚にも取り立てが?
借金の催促が親族に及ばないよう根回しはしましたが、しつこく取り立てされたとあとになって聞かされました。

あとは娘が一度放置した家を見に行ったことがあったそうですが、何事か書かれた張り紙があったそうで。

逃げていなかったらどうなっていたか…これも今だから言えることですがね。

では、夜逃げしてよかった、と思えたことはありますか?
もちろん、借金から逃げられたことです。

債権者からの取り立て、給与の支払い、経営難、家族を養うこと…そのすべてが当時の私にとって重圧でした。

車の中で一人で過ごすうち、後悔の念が生まれてくるまでには時間がかかりました。

それでもそれ以上に、家族と一緒に笑顔でいる時間、取り立てに怯える恐怖からの解放が、私にとって大きな救いでした。

 

債権者に捕まって吊し上げられるリスクに耐えられますか?

それでは最後に、今も借金で苦しみ、夜逃げを考えている人にアドバイスをお願いします。
夜逃げしなくてはならなくなった事情は人それぞれだと思います。

ただ、夜逃げをするからには、その後苦しむのはあなた一人ではないということを忘れないでほしい。

借金を踏み倒された相手、家族、それまで一緒に仕事をしてきた仲間たち、たくさんの人に迷惑をかけてしまうことになるのです。

逃亡してすぐは束の間、平穏が訪れます。

ああ、逃げてよかった、借金がなくなった、と心から喜ぶことでしょう。

しかしほどなく、あなた自身にも相当な精神的苦痛が訪れます。

状況にもよりますが、借金取りから逃げられない場合や、捕まって暴行を受けることもあると聞きます。

そういったリスクを冒してでも行動あるのみと言うのなら、夜逃げはひとつの再起手段でもあるのでしょう。

でも、いまは他にも弁護士に相談したり、債務整理を行えば借金を減額したりすることもできます。

自己破産や個人再生など、私たちが知らなかっただけで、救済措置はいくらでも用意されているのです。

それでも逃げるからには、決して後ろを振り返ることなく、幸せになる方法を人生をかけて模索していってほしいと思います。

 

改めておさらい。借金による夜逃げのデメリット

Iさんのお話を伺い、改めて夜逃げのデメリットについてまとめていきましょう。

  • 精神的に追い詰められる
  • 身分証の提示ができない
  • 病気やケガをしても病院に行けない
  • 携帯・スマホの機種変更ができない
  • 正社員として働くことができない

精神的に追い詰められる

Iさんからもお聞きしましたが、夜逃げしても債権者から確実に逃げられるわけではありません。

夜逃げしたあとに居場所が発覚すれば、どんな恐ろしい目に遭うか…そんな精神状態で過ごさなければなりません。

また車中泊を余儀なくされ、常に移動する必要があります。

誰かに居場所を伝えればそこから債権者に伝わるかもしれない、そんな恐怖とずっと隣り合わせで生きていかなければなりません。

 

身分証の提示ができない

そのような状態ですから、当然住民登録ができません。

もしもどこかで身分証の提示を求められたとしたら、そのことが瞬く間に債権者の耳に届くことになります。

これに伴うことで言えば、病院にいっても保険証を提示することができません。

また携帯電話、スマートフォンの機種変更もできませんので、債権者からの電話による催促をずっと受け続けることになります。

さらに住所不定のため、定職に就くこともままなりません。

 

こうした借金による夜逃げのデメリットがある以上、逃げてから暫くはまともな生活を送ることはできないでしょう。

Iさんの言うように、自己破産や個人再生などの救済措置を利用すれば、その後債権者に追われることなく、生活再建が可能となります。

 

夜逃げが成功することはあるのか?

インタビューで話を伺ったIさんは夜逃げを成功させた方ですが、そもそも夜逃げにおける成功とはどのようなことを指すのでしょうか。

 

夜逃げという方法を選ぶのは、何も借金を抱えた債務者だけではありません。

  • 夫からDVを受けている
  • ストーカー被害に悩んでいる
  • 身の危険を感じている

上記のような場合にも、夜逃げという選択肢は十分に考えられます。

例えばDV被害にあっている場合、「DVシェルター」と呼ばれる保護施設に入れば、身の安全を確保することができます。

相談機関としては「配偶者暴力相談支援センター」などが挙げられます。

参考:http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/01.html

 

しかし借金を苦に身寄りのない中で夜逃げを選ぶのは危険です。

Iさんの言うように、いつ債権者に見つかってしまうかもわからない状況では、借金から逃げられたとしても成功とはいえないでしょう。

 

まとめ:夜逃げはひとつの再起手段となりえるのか、甚だ疑問

夜逃げ後悔

このインタビューを通じて、夜逃げのリスクやメリット、デメリットなど、たくさんのことがわかりました。

夜逃げを考えている方は、まずその借金をどうしたらなくせるのか、ということしか考えらません。

よって、家族や周りの人たちへの影響を顧みないまま実行に移してしまうようです。

その人が後悔を感じるのは考えに余裕が生まれるようになってから。

それまでは借金取りの恫喝や追跡の恐怖と戦うことになります。

まず忘れてはいけないのが、あなただけが苦しむ問題ではないということ。

住所を失い、病院に行けない、職に就けないということが、どのくらい不便なものであるか知ること。

そして何より、借金問題の解決には、債務整理という救済措置が用意されていること。

夜逃げを人生再起のスタート地点とするか、はたまた苦しみの一歩とするかはあなた次第です。

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